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出産の話3
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    おはようございます!昨日の続き、そして出産の話は今日で最後です。

     

    助産院では、へその緒をすぐにはカットしませんでした。
    「お母さんの胎盤の栄養が、全部全部赤ちゃんに活かされますように。」というのが、その理由です。
    へその緒のカットは、私の隣でぐっすり眠っていた長男が行いました。
     
    あ、そうそう。
    息子はいつも、おなかの赤ちゃんに向かって、保育園に行くとき、帰った時、あるいは何か話したい事があるとき、いつも話しかけていました。
    息子がその朝起きた時、生まれた弟を見て
    「あ、赤ちゃん!」
    という声に、うつぶせで、えぐえぐしていた次男は、はっとしたように首をもたげ、しょぼしょぼした目をいっぱいに見開いて、右、左、ときょろきょろしたのです。
    それはまるで、いつもおなかの中で聞いていた声の主を探すかのようなしぐさでした。
     
    赤ちゃんのおなかに話しかけて、効果なんかあるの〜?って思ってる方、みえましたら、
    うちは効果ありましたよ!
     
    今でこそ、弟はちょっとお兄ちゃんに反発してますが、
    幼いころはものすごいラブラブ兄弟でした。
    お勧めです。
     
    その助産院では、生まれた赤ちゃんと、付き添いの家族も一緒に、和室に布団を引いて、5日間の入院中、何日でも何人でも宿泊することができました。
    ご飯はきちんと、その助産院で助産師さんが作ってくれたご飯が、温かい状態で出されます。
    私は、子宮の形が少し複雑だったようで、子宮に後産が残りやすい性質だったようです。
     
    出産後、苦しいのにごめんねごめんね、と言いながら助産師さんが何度も私のおなかを押して、
    「こうして子宮の中を完全に綺麗にしないと、産後、何か月も微熱が続いたり、ひどいと亡くなったりすることがあるのよ。」
    と言って。
    一人目が、まさにそうでした。
     
    余談になりますが、その助産院では、希望者に、自分の胎盤のお刺身を食べさせてくれます。
    助産師さん曰く、
    「動物はね、生まれると、草食動物でも胎盤とか全部たべてしまうでしょう。あれは、出産の痕跡を残さない、というのと同時に、胎盤には、ものすごい栄養が沢山つまっているからなのよ。」
    だそうで、その時、主人と子供も一口ずつ食べたのですが、「味がない」と言っていたんですね。
    それが私には、一緒に出されたお醤油もいらないぐらい、ものすごく、甘く、おいしく感じられて、出産後すぐなのに、
    もっと食べたい、全部食べたい!って、なりました。
    今思い返しても、あれ以上においしいお刺身って、食べたことありません。
     
    まあ、胎盤食の話はまあ・・・、としても、つくづく、人間も動物なんだな、と実感させられる出来事でした。
     
    何もかもが優しく、思いやりと愛情にあふれていた助産院での出産の話、これで終わりです。
     
    その助産院は、何かの、法改正の結果、今は廃業しています。
     
    当時、署名や、カンパを募る動きがあって、私も参加したのですが、声は届きませんでした。
     
    改めて問います。
     
    お産は、誰の為のものですか?
     
    人は、お医者様の許可がなくては、生まれることも、死ぬこともできないのでしょうか。
     
    その人の命は、だれの為の物ですか?
     
    大きくなった子供を連れて、あの助産院に遊びに行きたかったです。
    そして息子の子供が生まれるような事になったら、ぜひ、
    あの、愛のあふれる空間で迎えてあげたかったな、と思います。
     
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